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最近SNSを見ていると「白髪を隠すより活かす」っていう美容トレンドがよく目に入ってきます。
ついこの前も、某女優さんが「白髪ぼかし」を取り入れて明るめのカラーを楽しんでいるってニュースが流れてました。
正直なところ、昔の白髪染めって“暗くするしかない”みたいな選択肢が多かったんですよね。
僕自身もお客様から「白髪は気になるけど、黒や濃いブラウンで重たい雰囲気になるのはイヤ」という声を何度も聞いてきました。
これ、まるで「好きな服を着たいのに、制服しか選べない」みたいなもどかしさに近いんじゃないかなって思います。
今回ご来店のお客様について
今回のお客様は40代の女性。白髪が増えてきたけど「暗い白髪染めはしたくない」というのが大きなご希望でした。
普段から縮毛矯正とカラーをされているのですが、髪質的に薬剤のダメージが出やすく、すぐにパサついてしまうのが悩み。
縮毛矯正とカラーの両方を扱うときは、薬剤の選び方が本当に重要で、毎回こちらも慎重に判断しています。
「明るさはキープしたいけど、白髪は自然に馴染ませたい」
「でも、バッサリ髪型を変える勇気はない」
そんなお気持ちに応えられるように、今回は髪質改善カラーと白髪ぼかしを組み合わせて施術を行いました。
Before:気になる白髪とパサつき
ご来店時は、白髪がところどころに見えてきて、明るいカラーが抜けて黄味も出ていました。
さらに縮毛矯正の履歴があるため、毛先は少し乾燥してまとまりにくい状態。
鏡で見ながらお話しすると「やっぱり暗くはしたくないんです」と改めて強調されていたので、そこは最大限考慮しました。
After:明るさキープ+白髪ぼかしで自然な仕上がり
まずカットでは、大きく形を変えずにショートボブのシルエットを調整。
毛矯正のストレート感を活かしつつ、毛先だけストレートアイロンを軽く通すだけで収まるように整えました。耳にかけたときのシルエットもきれいに見えるように調整しています。
カラーは「髪質改善カラー」でツヤを与えながら、白髪をぼかすように染めました。
白髪は完全に隠すのではなく、あえてほんのり薄染まりにすることで、光が当たったときに自然に馴染みます。明るさを保ちながら、重たくならない柔らかい雰囲気に。
仕上がりを見た瞬間、お客様から「これなら暗くならずに気にならないですね!」と笑顔をいただけたのが嬉しかったです。
白髪染めは“暗くする時代”じゃない
白髪が気になってくると「もう暗くするしかないのかな」と思いがちですが、今は髪質改善カラーや白髪ぼかしの技術で、明るく楽しむ選択肢もたくさんあります。
今回の仕上がりは、まるで「制服しかなかったクローゼットに、お気に入りの服が増えた」ような感覚。
自分らしく選べる自由があるからこそ、気持ちも軽くなるんですよね。
これからも「暗くしたくないけど白髪は気になる」という方に寄り添えるように、最新の薬剤や技術を取り入れながら提案していきたいと思います。