両親や祖父母が薄毛だから、自分も薄毛なのは仕方ない、、、
そう考えている方も多いかもしれません。
昔からかなり根強く信じられている、ある意味で都市伝説的な
【遺伝でハゲる説】
でも、祖先が薄毛だから自分も薄毛になる!
この説は、どうも完全に鵜呑みにはできなそうな感じなんです。
この記事では【遺伝でハゲる説】について
美容師として0年以上、述べ何万人のお客様を担当した経験とを生かした考えをお伝えしていますね。
目次
DNAで引き継ぐと言われている情報はコレ!
実は、先祖から引き継ぐDNAは
- 髪色
- 太さ
- クセ
- 皮脂線の大きさ
- 皮脂分泌量
と言われてるんですね。
そして、DNAのなかに【薄毛になれ!】という情報は存在しない。
とも言われてます。
と言う事は!ここから推測するに、実は遺伝するのは
- 薄毛になる遺伝子
ではなく
- 薄毛になりやすい体質の遺伝子
という事になりますね。
先祖がハゲでも、子はハゲない?
実際、私の祖父と父親は40代で早めにハゲてました。
それに比べれば、私は40代になってもまだ全然大丈夫!
でも、残念ながら太りやすい体質はそのまま受けついでしまいました(笑)
この実例からも分かるように、ハゲは遺伝してないけど体質は遺伝する。
と言う事は実際に当たり前にあります。
体質は遺伝したのにハゲない理由
太りやすい体質が遺伝したのに、何故わたしは未だに薄毛にならずに済んでいるのか?
多分その理由は、美容師なので若い頃から
- シャンプー選びの知識があった
- 洗い方を正しく行えていた
と言うのが大きいと思います、
実際父親に、若い頃に使っていたシャンプーや、洗い方、髪の環境を聞いてみると、、、
- ブラシで叩いていた
- 爪をたてて洗っていた
- トニックシャンプーを使っていた
- 仕事でバイクに乗る為にヘルメットを年中被っていた
と、髪に良くない事ばかりでした。
通っていた床屋さんで、ブラシで叩くといいよ、こう言うシャンプーがいいよ!
って教えてくれたらしいです。
残念ながらまだ理美容室の知識が不足している時代だったんだと思います。
若い頃の父親や祖父に誰か正しいアドバイスしてくれる人がいれば、、、
ひょっとしたら二人とも薄毛になる事はなかったかもしれないと思うと切ないですね
【遺伝でハゲる説】についてまとめると、、
- 遺伝は直接的には薄毛に無関係
けれど、
- 遺伝は間接的には薄毛に関係性する
と言うのが僕の考えです、
そして、これまで私のキャリア20年の間に沢山のお客様の髪に関わってきました。
その中には家族ぐるみで担当させて頂いているお客様も沢山いらっしゃいます^ ^
そして、両親や祖父母が薄毛だからそのお子さんも薄毛。
この方程式が成り立たないと言う事がこれまでにもかなりありました、
だから、両親の遺伝だから仕方ない!
と薄毛を諦めるのはまだ早いかもしれません。