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最近、吉田修一さん原作の小説『国宝』が映画化されて話題になっていますね。
ミーハーな僕は、さっそく文庫本から突入!
こういう日本の伝統とか、歴史が結構好きな僕はどんどんのめり込んで、あっという間に読破(笑)
内容は、歌舞伎の世界を舞台に、人が長い時間をかけて自分と向き合い、伝統を守りながら新しい道を切り開いていく姿が描かれていました。
今まで大切に続けてきた習慣を手放して、新しい形に挑戦することもまた大事な一歩だよなぁ。
と感じた内容。
例えるなら、いつもの起床時間を1時間前押ししようと思うと、そのメリットの前に、どうしてもデメリットを考えちゃうのが人間ですよねっ💦
でも、デメリットよりもメリットを感じるならやるべきって時もあるはず!
そして、今回のお客様は5年ほど縮毛矯正をかけ続けてきましたが、4か月ごとにかけ直す生活に少し疲れてしまったと言う、50代の女性のお客様の事例のご紹介です。
このお客様からは、「そろそろクセを活かしていきたい」とのご相談をいただきました。

ビフォアを撮り忘れたので、他の近いイメージのお客様の画像です
アフター:自然なまとまりで新しい一歩
施術では、まず傷んでいた毛先を丁寧にカットしました。
縮毛矯正が残っている部分と地毛のクセの部分を見極めながら、自然にまとまる長さに整えています。
急な変化ではなく、少しずつ移行していけるようにデザインしました。
仕上げはオイルをつけて乾かしただけです。クセを活かしてシルエットを整えているので、手をかけなくても自然にまとまります。
お客様も「これなら無理なく続けられる」と喜んでくださいました。
縮毛矯正をやめる場合って、根本の癖はしっかり出てくるのに、毛先はツンとしてしまう。
どうしてもそんな状態を我慢しなければいけない時期がでてしまいますよねっ💦
カットするこちらとしても、元々のクセがわからないので、その都度髪のクセの出方を見ながらヘアスタイルを考える工程が必要になります。
だから、毛先をカットしながら少しずつヘアスタイルを、クセを活かす方向に移行していくという。
こんなちょっと我慢の期間が出てきます。
でも、『国宝』で描かれたように、長い時間を経て新しいステージに進むことは勇気がいりますが、その先にはまた違った魅力があります^_^
髪も同じで、これまでの縮毛矯正の習慣を守ってきた日々を大切にしながら、次のスタイルへ進む変化を楽しんでいただけるようにお手伝いしたいです^_^